「受験の手引き」に載っている課題曲は、
作曲されたままの
オリジナル版が示されていますね。
でも・・・この譜面には、
歌詞とコードネームしか載っていません。
この曲について、
合格のコツ①の「しっかり歌う」ポイントや、
試験当日の緊張状態を想定して・・・
「受かる」ための譜面を用意
しましょう。
この記事では、
自分にぴったりの楽譜とは?
・その楽譜の入手方法とは?
以上について説明していきます!
自分の声の高さ(調)を探る
オリジナルのまま歌っても問題ない、
という人はそのままでOK。
でも「高い音がかすれて出ない」
「低すぎて・・・うなり声になっちゃう」
という部分がある場合は・・・
思い切って
「移調」したものを演奏しましょう。
実際の保育現場では、
もちろん、子どもの声の調子に合わせます。
でも保育士試験では、
自分の声に合わせた「移調楽譜」を使って、
しっかり声を出したほうが、
ダンゼン受かりやすいです!

なるほど!
手引きに「課題曲を編曲、移調してよい」
と書いてありますね。
簡単にするのは良い気がしてたけれど、
調を変えるという発想がありませんでした💦

そうなんですよ♪
女性と男性でも、
音域が違うので、
無理な高さで歌うと、
試験では辛いですね。
オリジナル版で歌ってみる
まず、手引きに載っている
「オリジナル」楽譜のまま歌ってみましょう。
YoutubeやCDなどで聞くと、
アレンジされている場合があるので、
必ず、歌い出しの音を
ピアノで確かめてから歌い始めてみましょう。

令和3年度 前期の課題曲、
「あひるの行列」「揺籃のうた」は・・・
どちらもヘ長調です。
歌い始めの音は → ド です

↓ ここから「オリジナル調」が聴けます!
どうでしたか~?
ぴったりだった人は →最後の章へ
高いなあ、または低いなあ
と思った人は、このまま読み進めて、
調を変えましょう!
始まりの音を、ずらして歌ってみて探る
オリジナルの調が合わなかった人は、
高さを変える、
すなわち「移調」をしましょう。
コツは
歌い出しの音を、
鍵盤をズラして歌ってみます。
と言っても、
ここで気をつける点があります。
というのは、始まる音によっては
「超むずかしい調になってしまう」ことです。
♯や♭が多くつくアレンジになっては、
タイヘンです!
初心者にオススメは、
以下の音で始まる調です。

「あひるの行列」「揺籃のうた」ともに・・・
歌い出しの音が、
ド → ヘ長調(♭ひとつ)
レ → ト長調(♯ひとつ)
ラ → ニ長調(♯ふたつ)
ソ → ハ長調(何もつかない!)
・・・になります。
実際に音でも聴いてみましょう。
まずは「あひるの行列」です。
次は「揺籃のうた」です。
同じ曲でも、
ずいぶん感じが変わりますよね?
何回も、何回も、
歌ってみて下さい。
そして、
自分らしく、ラクに、堂々と歌える高さを
選んで下さいね。
気持ちよく歌える調が選べたら・・・
「あひるの行列」→〇長調
「揺籃のうた」→〇長調
と、しっかりメモをとっておきましょう!

見つかったけど・・・
自分が歌いやすい調の楽譜、
どうやったら手に入るのかしら・・・

それは、
はっぴい先生にお任せ下さい♪
いろいろな調の譜面を用意していますよ!
自分のスキルを探る
さあ、
自分に合う調は見つかりましたか~?
自分のkeyが見つかったら、
次はいよいよ
「今の自分にぴったり合う」アレンジを考えましょう。
「今の自分にぴったり」とは、
自分のスキルや、
緊張状態などを考慮することです。
「簡単な伴奏だと、ヘタに聞こえないかなぁ」とか、
「たくさん音を詰め込んだ方が、
上手に聞こえるんじゃない?」
と思っている人、いませんか~?
しかし!!
試験官の前で、
しかも「歌いながら」弾くのです。
やや難易度を落とすくらいが、
ちょうど良いのです。

でも私、
超・超・・・初心者なんだけど・・・

大丈夫!
難易度別のアレンジがありますよ!
伴奏のタイプを大きく分けると、
②右手でメロディを弾かず、
コードを左右の手で分担して弾く
それぞれの特徴は・・・
①のメリット → メロディを右手でなぞるので、歌いやすい ①のデメリット → メロディが複雑だと、 指がもつれてしまうリスクがアリ
②のメリット → 難易度が自由に調整できる(やさしい~難しい) ②のデメリット → メロディをなぞらないので、 歌いづらい場合がアリ
あなたは、どのタイプが合うのか、
検討してみて下さいね。
まとめ ~ 譜面の入手方法も!~
今回の記事「合格のコツ②」では、
自分にピッタリな楽譜の用意で大切な、
・自分のスキルを探る
というポイントをまとめました。
自分に合う調 + 伴奏スタイル
が決まったら、
いよいよ「あひるの行列」「揺籃のうた」楽譜集で
譜面を入手しましょう。
入手する前に、
実際に音を聞いてみることができます。
今の自分にぴったりの楽譜を用意して・・・
余裕で試験に臨んで下さいね!!