捨てない!保育実習理論♪音楽【ゼロから覚える】徹底講座③

徹底講座③保育士試験
この記事は約4分で読めます。

今回は「音名」の読みかたを取り上げます。

保育士試験♪筆記の音楽問題
【ゼロから覚える】徹底講座①②では、
楽譜の読みかたを解説しました。

目指すは「ド・レ・ミ・・・」と
数えなくてもぱっと読めるレベルです。
そうすると、
問題を解くのもスラスラになりますよ!

その「ド・レ・ミ・・・」ですが、
実は・・・
ほかの2種類の読みかたをマスターする必要があります。

その2種類とは
英語の音名」と「日本語の音名」です。

え~っ?ドレミは日本語じゃないの~?
ほかの教科の勉強もたっくさんあるから、
そんなのイヤだなぁ・・・

という人が多いかも知れませんが・・・
実際の問題を解くとき、
「ドレミ」よりも
「英語の音名」や「日本語の音名」が分からないと
タイヘンなんです。

今回は、英語と日本語の音名を覚える理由と、
どんな時に使うか、
どんなふうに覚えるのかについて解説します。

難しい問題に立ち向かう前に
「準備」として覚えることで、
これからの学びがラクになること間違いナシです!!

「ドレミ」だけではなく「英語の音名」「日本語の音名」はなぜ必要?

基礎編①と②で、楽譜の読みかたを
テッテー的に覚えようとお話しました。
しかも「ドレミ」で・・・。

「ドレミ」はだれにでも馴染みがあるので、
譜読みは「ドレミ」でOKです。

でも・・・保育士試験では、
保育音楽に関するいろいろな問題が出され、
「ドレミ」だけではゼッタイ解けない問題があるのです。

なぜなら、

  • コードネームのときは
    「C・D・E・・・」という英語よみ
  • 調の名前や調号を答えるときは
    「ハ・ニ・ホ・・・」という日本語よみ

以上の2種類の読みかたで、
問題が出たり答えを求められます。

コードネーム:Cm A7 F#dim  など
調の名前:ハ長調 変イ長調 ロ短調 など

この2種類についてマスターしておかないと、
答えるどころか、
問題の意味すら分からないという状態になります(涙)

ちなみに「ド・レ・ミ・・・」はイタリア語の読みかたです。
試験問題には、ドレミはほとんど使いません。

違う音名はどう使い分けたらよい?

「英語の音名」や「日本語の音名」に慣れている人は、
問題ごとにサッサと使い分けいただき、
これから覚える人は・・・

  • 楽譜を読むときは ⇒ ドレミで読む
  • コードネームの問題は ⇒ 英語で考える
  • 調名や調号の問題は ⇒ 日本語で答える

・・・という戦略がオススメです。

楽譜を読むときは
チャッチャと「ドレミ」を問題用紙に書き入れていって、
問題ごとに「英語」や「日本語」にまちがえずに書き直す
というのが良いでしょう。

覚えるべき3種類の音名と覚えかた

いろいろな音名

【英語の読みかたの注意】
「ドレミ」の「ド」にあたるスタートが、
ABCの「A」ではなく「C」

【日本語の読みかたの注意】
「ドレミ」の「ド」にあたるスタートが、
イロハの「イ」ではなく「ハ」

なんだか・・・こんがらがりますぅ・・・

HAPPY先生
はっぴい先生

「ラ」に注目してみて!!

英語も日本語も「ラ」からスタートだと
スンナリいきますよね?

「ラ」の音は、
チューニングをする時の基準音になったり、
時報の音も「ラ」!

ピアノの一番低い音が「ラ」だから、
そこから名前をつけた・・・
という説もあるんですよ♪

覚えるときは「ラ」を基準にして
ABC・・・」「ロハニホヘト・・・」
と頭に入れると良いでしょう!

決して「ド」からスタートして
「ABC」「イロハ」と読まないこと!
気をつけて下さいね!!

「ラ」からスタートして
「ABCD・・・」「イロハニ・・・」と覚える!!

×「ド」からスタートして
「ABC・・・」「イロハニ・・・」と読まない!

問題が配られたら・・・やっておきたい「おススメのこと」

ここで、はっぴい先生からおススメの、
ちょっとしたワザをご紹介!!

「保育実習理論」の中で、
音楽の問題は6問だけですが、
その6問を確実に解くために・・・

音名がこんがらないように、
問題用紙が配られたら、
いちもくさんに
「音名リストをスキマに書く!!」です。

問題用紙に書こう
覚え書きを・・・チャチャっと書いてしまおう!

音がズレるだけで、
答えが大きく違ってしまいます。
点数をとるために、
しっかり書き出してしまうことをおススメします!

まとめ 徹底講座③で覚えること

基礎編③で学んだことをまとめます。

徹底講座③のまとめ
  • なぜ「英語の音名」「日本語の音名」が必要か
  • 違う音名をどう使い分けるか
  • 覚えるべき3種類の音名と覚えかた
  • 問題を解くときにオススメのこと

今回も、基本中のキをお伝えしました。
音楽の問題でつまずいている人の中に、
音名がゴチャゴチャになっているケースが多く見られます。

ぜひ「ここは大事なんだなぁ」と
心の中にとどめていただけると嬉しいです。

次回は、①~③で覚えた音に
変化記号をつけていきます!!