保育士試験「保育実習理論」の・・・
前半の音楽の問題、
得意な人と苦手な人に、
しっかり分かれますよね。
音楽理論や音楽教育の歴史、
そして作詞作曲家など幅広く出題されます。
小さい頃にピアノを習っていた人でも、
解けない問題がたくさん!!
毎年、決まって最初の6問が音楽問題ですが、
これを「捨てた!」とあきらめてしまうと・・・
もったいないです💦
だって・・・20問中の6問は、
ものすごく大きいです。
他の図画工作や保育実習問題を
パーフェクトに解答しなくてはなりませんから。
しかし、出題範囲が広すぎて
「どんなふうに勉強したら良いのか」
「何から手をつけて良いのか」
迷ってしまいますよね。
音楽理論の本も
たくさん出版されているけれど、
どれもチンプンカンプン・・・
そこで!!
現在の試験制度になった2016年から、
最新の2021年前期問題まで、
全ての問題の分析をした
私ことはっぴい先生が、
「出そうな問題」にターゲットを絞って、
最低限必要な知識を
分かりやすく解説します。
勉強のコツは、
一回に詰め込み過ぎないこと!!
コツコツと、
少しずつ進めていくことをおススメします。
今後、ザックリ分けて
以下のカテゴリーで進めていきます。
各カテゴリーは、
一回~数回にわたって解説していきます。
「覚えよう♪音楽基礎知識」は、
ひたすら暗記していくことが大事ですので
「スモールステップ講座」と抱き合わせて進めていきます。
もちろん、解説だけではなくて
「実際の問題の解き方」も
ガッツリ掘り下げていきますので、
この講座を読み進めていくうちに、
きっと音楽問題に自信が見えてくることでしょう♪
一緒にガンバリましょう!!
楽譜の読みかた①~ト音記号~
「そんなの、小学校で習ったよ~」
という声が聞こえてきそうですが・・・
制限時間内に
サッサと読めるようにしておくことが肝心です。
五線のしくみ
そもそも五線は、音の高さを線の場所で表します。
ヘ音記号の下の線が低い音で、
上に登っていくにつれて、
音は高くなります。
つまり、
ピアノの鍵盤に照らし合わせると・・・
まずは、この「低い ⇒ 高い」関係を
覚えておきましょう!
音の進みかた
ある音を基準に、
「線の上にある音」⇒「線と線の間にある音」と
順番に進んでいきます。
ドレミ・・・と順番に読んでいくときに、
途中で飛ばさないように気をつけましょう。
ト音記号のしくみ
ト音記号の「ト」とは「ソの音」のことです。
つまり、ト音記号の
くるりんと書き出すスタート地点 ⇒ ト音 = ソの音です。
ト音記号を読んでみよう ⇒ 次に覚える最も大事な音 = 中央のド
ト音記号の名前の由来となった「ト」音、
すなわち「ソ」の音の場所の見つけ方が分かったら、
順番にゆっくり音を読んでみましょう。
さきほど覚えた「ソ」の音から、
ソ-ファ-ミ-レ-ドと下へ(低い音へ)降りていくと・・・
「ド」があります。
このように、
五線からはみ出た音は「加線」を付け足して、
五線を拡張します。
このト音記号の〇で囲んだ「ド」は、
これから数々の問題をクリアする時に基準になる、
最も大事な音になります。
ピアノの鍵盤の「ちょうど真ん中」のドです。
つまり・・・
あらゆる問題を解くのに、
基準になる音なので、
今回はこの音を必ず覚えましょう!
ずばり保育士試験に出ている! ト音記号の音とは・・・
あくまで保育士試験ですので、
あまり低い音や高い音については、
問題にでてきません。
しかし
「低い音なので、移調することにしました~」
というような問題で、
ちょくちょく低い音がでてきます。
これまで問題にでてきた音をまとめましたので、
これらの音は「チャチャっと」
読めるようにしておきましょう。
実際に〇で囲んだ「ソラシ」は、
何回か問題にでています。
特に「ソ」の音は、
立て続けに出てきていました・・・
もちろん、
このままではなく♯や♭が付くこともあります。
でも何も付かない、この音たちが基本です。
この先に続いていく理論も、
音が読めないと進まないので。
ぜひ早めに覚えるようにしましょう!!
まとめ 徹底講座①でおぼえること
今回は、基礎のキを解説しました。
実際に出題されている音についても紹介しました。
次に進む前に、
ぜひ覚えてしまいましょう!
「余裕~」という人は、どんどん先に進んで下さいね!
次回は、ヘ音記号の読みかたです。
こんなふうに、
スモールステップで進めていきますので、
「早くコードネームのしくみが知りたい!」
「調の問題が分からない・・・」という人は、
ぜひスキップして学んで下さいね!