保育士試験ピアノ合格のコツ②自分にベストな楽譜を用意する

保育士試験
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「受験の手引き」に載っている課題曲は、
作曲されたままの
オリジナル版が示されていますね。

でも・・・この譜面には、
歌詞とコードネームしか載っていません。

この曲について、
合格のコツ①の「しっかり歌う」ポイントや、
試験当日の緊張状態を想定して・・・


「受かる」ための譜面を用意
しましょう。

この記事では、

・受かるための、
自分にぴったりの楽譜とは?

・その楽譜の入手方法とは?

以上について説明していきます!

自分の声の高さ(調)を探る

オリジナルのまま歌っても問題ない、
という人はそのままでOK。

でも「高い音がかすれて出ない」
「低すぎて・・・うなり声になっちゃう」
という部分がある場合は・・・

思い切って
「移調」したものを演奏しましょう。

実際の保育現場では、
もちろん、子どもの声の調子に合わせます。

でも保育士試験では、
自分の声に合わせた「移調楽譜」を使って、
しっかり声を出したほうが、
ダンゼン受かりやすいです!

受験生
受験生

なるほど!
手引きに「課題曲を編曲、移調してよい

と書いてありますね。


簡単にするのは良い気がしてたけれど、
調を変えるという発想がありませんでした💦

HAPPY先生
はっぴい先生

そうなんですよ♪
女性と男性でも、
音域が違うので、
無理な高さで歌うと、
試験では辛いですね。

オリジナル版で歌ってみる

まず、手引きに載っている
「オリジナル」楽譜のまま歌ってみましょう。


YoutubeやCDなどで聞くと、
アレンジされている場合があるので、
必ず、歌い出しの音を
ピアノで確かめてから歌い始めてみましょう。

ピアノを弾く男の子
音を出して確かめましょう!

令和3年度 前期の課題曲、
「あひるの行列」「揺籃のうた」は・・・

どちらもヘ長調です。
歌い始めの音は → ド です

始めの音

↓ ここから「オリジナル調」が聴けます!

「あひるの行列」オリジナル調
「揺籃のうた」オリジナル調

どうでしたか~?

ぴったりだった人は →最後の章


高いなあ、または低いなあ
と思った人は、このまま読み進めて、
調を変えましょう!

始まりの音を、ずらして歌ってみて探る

オリジナルの調が合わなかった人は、
高さを変える、
すなわち「移調」をしましょう。

コツは
歌い出しの音を、
鍵盤をズラして歌ってみます。

と言っても、
ここで気をつける点があります。
というのは、始まる音によっては
「超むずかしい調になってしまう」ことです。


♯や♭が多くつくアレンジになっては、
タイヘンです!
初心者にオススメは、
以下の音で始まる調です。

歌い始めの音を、違う音にするんだね。

「あひるの行列」「揺籃のうた」ともに・・・
歌い出しの音が、
ド → ヘ長調(♭ひとつ)
レ → ト長調(♯ひとつ)
ラ → ニ長調(♯ふたつ)
ソ → ハ長調(何もつかない!)
 

・・・になります。

実際に音でも聴いてみましょう。

まずは「あひるの行列」です。

「あひるの行列」ト長調
「あひるの行列」ニ長調
「あひるの行列」ハ長調

次は「揺籃のうた」です

「揺籃のうた」ト長調
「揺籃のうた」ニ長調
「揺籃のうた」ハ長調

同じ曲でも、
ずいぶん感じが変わりますよね?
何回も、何回も、
歌ってみて下さい。

そして、
自分らしく、ラクに、堂々と歌える高さ
選んで下さいね。

気持ちよく歌える調が選べたら・・・
「あひるの行列」→長調  
「揺籃のうた」→長調

と、しっかりメモをとっておきましょう!

受験生
受験生

見つかったけど・・・
自分が歌いやすい調の楽譜、
どうやったら手に入るのかしら・・・

HAPPY先生
はっぴい先生

それは、
はっぴい先生にお任せ下さい♪
いろいろな調の譜面を用意していますよ!

自分のスキルを探る

さあ、
自分に合う調は見つかりましたか~?

自分のkeyが見つかったら、
次はいよいよ
「今の自分にぴったり合う」アレンジを考えましょう。

「今の自分にぴったり」とは、
自分のスキルや、
緊張状態などを考慮することです。

「簡単な伴奏だと、ヘタに聞こえないかなぁ」とか、
「たくさん音を詰め込んだ方が、
上手に聞こえるんじゃない?」

と思っている人、いませんか~?

しかし!!

試験官の前で、
しかも「歌いながら」弾くのです。
やや難易度を落とすくらいが、
ちょうど良いのです。

受験生
受験生

でも私、
超・超・・・初心者なんだけど・・・

HAPPY先生
はっぴい先生

大丈夫!
難易度別のアレンジがありますよ!

伴奏のタイプを大きく分けると、

①右手でメロディを弾く/左手は伴奏
②右手でメロディを弾かず、
コードを左右の手で分担して弾く

それぞれの特徴は・・・

①のメリット 
→ メロディを右手でなぞるので、歌いやすい
①のデメリット 
→ メロディが複雑だと、
指がもつれてしまうリスクがアリ
②のメリット 
→ 難易度が自由に調整できる(やさしい~難しい)
②のデメリット
 → メロディをなぞらないので、
歌いづらい場合がアリ

あなたは、どのタイプが合うのか、
検討してみて下さいね。

まとめ ~ 譜面の入手方法も!~

今回の記事「合格のコツ②」では、
自分にピッタリな楽譜の用意で大切な、

・自分の声の高さ(調)を探る
・自分のスキルを探る

というポイントをまとめました。

自分に合う調 + 伴奏スタイル
が決まったら、

いよいよ「あひるの行列」「揺籃のうた」楽譜集
譜面を入手しましょう。

入手する前に、
実際に音を聞いてみることができます。

今の自分にぴったりの楽譜を用意して・・・
余裕で試験に臨んで下さいね!!